捨てるなんて勿体ない！トウモロコシの髭（ひげ）の効能と魔法の美肌薬膳スープ

今が旬のトウモロコシ。前回は、トウモロコシの効能についてご紹介しました。今の時期が一番甘味があって美味しいですよね！

さて、突然ですが皆さんはトウモロコシについているフサフサした髭はどうしていますか？捨てていらっしゃる方も多いのではないでしょうか？
実は、トウモロコシの髭（南蛮毛・なんばんげ）は漢方茶としてもあるくらい、効果効能に優れている部分なのです。
韓国では、美容と健康としてトウモロコシの髭のお茶を飲む習慣があります。

そこで、今回は前回に引き続きトウモロコシの髭の活用法についてご紹介したいと思います。

トウモロコシの髭（ひげ）の効果効能とは！？

トウモロコシの長く伸びる髭は、実はめしべで絹糸（けんし）とも呼ばれいます。一つ一つの実から伸びていて、花粉がめしべに付くと受粉し皆さんが食べている甘～い粒になるのです。よってトウモロコシの粒と髭の数は比例し、髭の量が多くしっかりしているものほど、実がぎっしり詰まり状態も良いという事なのです。

この髭は、カリウムが多く含まれおり、体に溜まった水分を排泄する利尿効果に優れています。夏の体のだるさやむくみに効果的です。また、ほんのりした甘味が胃腸の働きを高めます。食物繊維も豊富ですので、腸内環境を整える効果にも優れています。

こんな効能がある髭を捨てるのは勿体ない！
スーパーでは、皮や髭が取られてしまっている状態のものがありますが、購入の際はぜひ皮や髭がついた状態で購入されてみてくださいね。

では、トウモロコシの髭を使った簡単レシピをご紹介したいと思います。

簡単！トウモロコシのヒゲを使った夏養生レシピ

夏こそデトックス！体に溜まった余分な水分・脂肪・毒素を排泄！夏の疲れやむくみ、美肌に♪
～長芋とともろこしのシイタケスープ～

＜材料＞３～4人前
・乾燥しいたけ４～5枚
・長芋適量（約５cmくらい)
・トマト　1個
・玉ねぎ　1/2～1個
・トウモロコシ＆ヒゲ適量
・にんにく1個
・洋風だし、または固形スープの素
・トッピングで青じそ＆白ごま適量（あればでOK)

１たまねぎはみじんぎり、トマトと長芋は1㎝角くらいにカットします。干ししいたけは水で戻し、戻した水はスープで使用します。
２、鍋に、オリーブオイルをティースプーン1杯分ほどたらしにんにく玉ねぎを入れて、しっとりする位まで炒めます。
３、そこに残りの材料を入れて混ぜ合わせます。
４、干しシイタケの戻し出しと、水を適量足して沸騰するまで火にかけます。
５、沸騰したら中火で１０分程煮込み、だしを入れて、塩コショウで軽く味つけをしましょう。

スープのだしは、コンソメなど固形スープの素で構いませんが、おススメの洋風だしがこちら。
野菜と香辛料のみのブイヨンです。科学調味料無添加でスープに入れると美味しいですよ。