肌は、内臓の鏡、心の鏡というように心身の状態がダイレクトに現れます。
とくに大人になって出来る吹き出物やニキビなどの肌荒れは、まさにそのもの。
それには、食事や生活習慣が大きく関係しています。
仕事に遊びに、日々の生活に追われる現代人は食生活も乱れがち。自炊はほとんどせず、コンビニ弁当や居酒屋などでの外食の日々。
睡眠も十分に取れず、運動不足・・・こんな生活を送っている方も多いのではないでしょうか?
このような生活では、身体が悲鳴をあげ肌に吹き出物やニキビができるのは当たり前です。
ニキビ用の高級化粧品なども売られていますが、化粧品を買う前にまずは自分の食生活を見直す事が大切です。
吹き出物は、油、砂糖を徹底して減らそう!
油や砂糖は、上昇して広がり炎症を起こす働きがあります。これを陰性といいます。
ニキビや吹き出物が、顔にでやすいのは上昇して広がりやすい陰性の食材を摂取しているのが原因と考えられます。
〇油
油にもいろいろな種類があるのでが、現代人が多く取りすぎている油がオメガ6と呼ばれるリノール酸。
サラダ油、紅花油、コーン油、ダイズ油など外食で最も多く使われる油です。から揚げなどの揚げ物、スナック菓子などもこの油が使われいます。
外食が多い方は、必要以上にオメガ6を取りすぎているので、外食の際は揚げ物を控えるようにしましょう。
また、スーパーなどにあるお惣菜の揚げ物は、もっとNGです。酸化した油を摂取すると体の中で活性酸素や過酸化脂質という有害物質が増えてしまい、細胞をサビつかせ、肌の老化を引き起す要因となります。
〇砂糖
砂糖は肌の免疫力を低下させたり、ホルモンバランスが乱れる原因にもなります。砂糖を摂取することで、分解される際に血糖値が上がり、それを抑えようと腎臓からインシュリンが分泌されホルモンも過剰に分泌されるため、皮脂も過剰になり吹き出物やニキビができやすくなるのです。
また、甘いものは、カルシウムを多く消費するためイライラし余計に甘いものを欲するという負の連鎖を生みます。
外食の食材には、砂糖が大量に使用されいますのでスィーツやケーキは控えるようにしましょう。また、自宅では砂糖は使用しないようにする事がベストです。
その他、パスタやラーメンなどの小麦製品やや大豆製品など高タンパク質原因で吹き出物が出る場合があります。白っぽい吹き出物が特徴です。
吹き出物やニキビができた場合は、ぜひ砂糖と油を意識してみてください。
また、腸内環境が乱れていると毒素が体中に回り吹き出物もでやすくなります。
発酵食品などで腸内環境を整え、よく噛むように意識する事も大切です。
睡眠やストレスも関係しています。
肌にトラブルが現れた時は、体の何らかのサインですので体をいたわるようにしましょう。
☆彡皆さんがいつまでも健康で美しく幸せでありますように☆彡
そんな願いを込めて書いています。
ティナロ化粧品代表・ホリスティック美容家
齊藤あき