10月に入り朝晩肌寒くなりました。これからさらに気温も下がり、体の冷えも気になる季節になります。体が冷える事により、血のめぐりが悪くなり、体の代謝機能も低下するため水分や老廃物が蓄積され疲れやすなったり、むくみ、肩こりや腰痛などにもつながります。もちろん、細胞に栄養も届かなくなるため肌や髪トラブルの原因にも!
そんな時に、自宅であるもので簡単にできる自然療法をご紹介します。
それは、こんにゃくを使った自然療法です。
体の毒素を吸い取るこんにゃくパワーの効果
食べても美味しくてヘルシーで整腸作用のあるこんにゃく。昔からこんにゃくは「腸の砂おろしをする」と言わるように、腸の毒素不要な物を吸着し体の外に排泄する作用があります。
お手当としても、体の毒素を吸い取ってくれる働きがありマクロビオティックでは家庭ですぐ出来て効果がある自然療法として有名です。
また、こんにゃくには熱を抱え込む性質があり、湿性の熱でじんわりと体の深部まで温める効果に優れています。よって芯から血行を促進され、細胞を活性する働きがあります。
体の冷えや生理痛、風邪にひきはじめ、体の疲れが気になる時などにもおすすめです。体が深部から温まりますのでとても気持ちよいですし、寝る前にされると副交感神経が刺激され眠りを高める効果もあります。
また、腰痛など傷みがある時はビワの葉を肌に貼って上からこんにゃくを当てるとさらに効果が高まります。
こんにゃく温湿布の作り方とやり方
*用意するもの
・こんにゃく2丁(お腹や仙骨などを温める時は1丁でも良いです)
・乾いたタオル3枚
・冷たいタオル1枚
1、たっぷりのお湯を入れた鍋にこんにゃくを入れて、10分~15分茹でます。
2、茹でたこんにゃくを取り出し、タオル2~3枚で包みます。この時、こんにゃくが熱いので火傷をしないように注意しましょう。トングなどを使って取り出しましょう。
*こんにゃく湿布の仕方
タオルで包んだこんにゃくを、お腹や腰などに20分~30分温めます。終わったら冷たいタオルで1分冷やすかふき取ります。
・体の冷えが気になる時は、お腹(丹田というお臍の下辺り)、生理痛は仙骨やお腹の部分に、体の疲れが気になる時は、腎臓(ウエストの上3㎝くらいの両側)や肝臓の部分にあてましょう。こんにゃくが2枚あれば、同時に2箇所当てていただいて結構です。
こんにゃく湿布をしている時は、体を冷やさないようにバスタオルなどをかけましょう。
使用したこんにゃくは、タッパなどに水を入れてその中に入れ冷蔵庫で保存すれば3回~5回くらい使用できます。使用したこんにゃくは食べないようにしてください。
ビワの葉があれば一緒に合わせて使うとさらに効果大!
こんにゃくと一緒に使うとさらに効果が高まるのがビワの葉。ビワの葉には、アミグダリンという特殊に成分があり、これが熱を加える事で皮膚の中に浸透し、毒素を吸い取り炎症や傷みを緩和します。
腰痛や肩こり、神経痛など痛みがある場合、婦人科系の疾患などにもおすすめです。
ビワの葉を皮膚に直接当ててその上にこんにゃく湿布をする形となります。
やり方は、こちらの動画でご紹介しています。
ぜひ、ご覧ください。体を芯から温めて巡り美人を目指しましょう。