内側から潤いのある肌へ!乾燥肌対策に摂取したい必須栄養素5つ

年齢と共に気になる肌の乾燥。カサカサ肌で困っている方も多いのではないでしょうか?乾燥肌は、化粧品による外からのお手入れも大切ですが、それよりももっと重要なのが内側からのケアです。日々の食事をちょっと意識するだけで乾燥肌を改善する事は可能です。本日は、乾燥肌におすすめの栄養素や食材をご紹介したいと思います。

乾燥肌を引き起こす要因とは!?

お肌の潤いを維持しているが、肌の表皮にある角質層の細胞間脂質(セラミド)NMF(天然保湿因子)。これらは、肌のターンオーバーの過程で作り出されます。加齢など何らかの要因でターンオーバーがきちんと行われなくなると、セラミドやNMFがうまく作られず乾燥肌を招きます。また、ダイエットなどによる栄養不足、陰性の食事や油脂の過剰摂取は、ターンーオーバーに必要なビタミンやミネラルを奪い、血液がドロドロになるため、肌の代謝がきちんと行われず乾燥肌が悪化する要因となります。

こんな方は乾燥肌になりやすい
・ダイエットをしている
・砂糖やお酒、果糖など陰性の食事が多い
・ケーキやアイスなど甘い食べ物が好き
・お酒が好き
・ジュースや清涼飲料水を良く飲む
・冷たい飲み物や食べ物が多い
・揚げ物が好き
・コンビニなど加工食品が多い

乾燥肌を改善するために摂取したい栄養素6つ

肌の潤いを保つセラミドやNMFは、角質層のターンオーバーの過程で生成されます。よって乾燥肌を防ぐにはターンオーバーを正常に整える食事を摂取する事が大切です。

・良質なたんぱく質
肌はたんぱく質で出来ています。良質なたんぱく質をバランスよく摂取しましょう。
おすすめ食材→大豆、青魚、赤味のお肉、ささみ

・ビタミン類
ビタミン類は、ターンオーバーの合成に欠かせないで栄養素となります。
それぞれの効果効能を見てみましょう。

・ビタミンA
肌の代謝機能を促進し、皮膚や粘膜の潤いを維持します
おすすめ食材→レバーやうなぎ、緑黄色野菜、卵

・ビタミンB群
肌の再生を促し、ターンオーバー正常に保ちます。ビタミンB2が不足するとニキビや肌荒れの原因にもなります。
おすすめ食材→豚肉、レバー、大豆、しいたけ、納豆

・ビタミンC
抗酸化作用に優れ、たんぱく質の生成を促します。
おすすめ食材→パプリカ、レモン、ブロッコリー、白菜、れんこん

・ビタミンE
血行促進効果や、肌の代謝促進、抗酸化作用に優れています。
おすすめ食材→ごま、大豆、アボガド、アーモンドやくるみなどナッツ類

・ミネラル
亜鉛や鉄分などのミネラル類は、ターンオーバーや血流を促し、細胞分裂にも深く関わっています。
女性は特に不足しがちなので意識して摂取しましょう。
おすすめ食材→牡蠣、レバー、卵黄、ひじき

・オメガ3(α-リノレン酸)
皮膚や粘膜を保護し、肌の細胞膜の構成成分となるのがオメガ3系脂肪酸(αーリノレン酸)です。
オメガ3系は、体内で合成する事ができないので必須脂肪酸のため食事で摂取する必要があります。
おすすめ食材→青魚、亜麻仁油、えごま油

乾燥肌の方は、ぜひ上記の食材を意識してみてくださいね!続ける事で、必ずお肌は変わってきますよ♪

☆彡皆さんがいつまでも健康で美しく幸せでありますように☆彡
そんな願いを込めて書いています。

ティナロ化粧品代表・ホリスティック美容家
齊藤あき