徐々に気温も上がり、草木の芽もふくらみはじめ、ようやく春の気配を感じるようになってきましたね。
心も気分も明るくなりワクワクする春ですが、一方で花粉に悩まされ憂鬱な気分になっている方も多いのではないでしょうか?
アレルギーを根本的に治す事は、なかなか難しいですが、出来る限り薬に頼らず少しでも症状を軽減させたいですよね!
そんな方に、是非取り入れていただきたいのが精油を使ったアロマテラピー。
アロマテラピーとは、アロマ(芳香)テラピー(療法)の事で、植物の力を利用した芳香療法の事です。
アロマテラピーには、精油(エッセンシャルオイル)が使われます。
精油は、植物の各部位から油分を抽出した香りのするオイルの事をいいます。揮発性の有機化合物で薬効成分が含まれ、各植物によって独特の香りや機能をもっています。
今回は、花粉症や鼻つまりを軽減してくれる精油をご紹介したいと思います。
花粉症や鼻づまりにおすすめの精油3つ
・ユーカリ
コアラが大好きなユーカリ。ミント系のシャープでクリアな香りが特徴です。
ユーカリの主成分シネオールには、パワフルな抗菌、抗炎症、抗ウィルス作用がありせきや鼻の炎症や、鼻つまり、喉のイガイガなど花粉症や呼吸系の不調に効果的です。
・ペパーミント
メントールのフレッシュな爽快感のある香りが特徴です。抗炎症、消化促進作用があり呼吸の通りを良くし、鼻づまりに効果的です。脳をクリアにし集中力を高めるので花粉症によってボーとする時もおすすめです。
*刺激が強いので、直接肌につかないように注意しましょう。
・カモミールローマン
りんごのような甘い香りが特徴です。特徴成分であるアズレンは抗炎症、抗アレルギー作用に優れています。喉の不調や目のかゆみなも効果的です。また心を落ち着かせる効果があるので不眠にもおすすめです。
日常生活ですぐ取り入れらる!アロマ活用法
・ティッシュに垂らして、マスクにしのばせる
ティッシュやガーゼなどに、1滴垂らしマスクに内側にしのばせましょう。精油が直接肌につかないようにティッシュやガーゼは精油を垂らした部分を裏返しにしましょう。ハンカチに垂らして持ち歩いてもよいでしょう。
・マグカップにたらして、吸引する
マグカップや洗面器にお湯を入れ、精油を1~2滴垂らし鼻からゆっくり吸引しましょう。お湯の温度は熱すぎず、ぬるすぎず、約70℃くらいがおすすめです。*ペパーメントは香が強いので、1滴でよいでしょう。
・目の上に温湿布
洗面器のお湯をはり、カモミールローマンを3滴加えてタオルを浸します。タオルは縦長して、中心部だけお湯に浸しお湯に浮いた精油をすくうように、濡らしてない両端をもってしぼりましょう。しぼったら目にあてて温めましょう。花粉で目がしょぼしょぼする方におすすめです。
いかがでしたか?
簡単に試せる方法ですの、ぜひ試してみてくださいね。
また精油を使用する際は、説明書をきちんと読んでから使用しましょう。
☆彡皆さんがいつまでも健康で美しく幸せでありますように☆彡
そんな願いを込めて書いています。
ティナロ化粧品代表・ホリスティック美容家
齊藤あき