肌の鍵を握る基底層とは!?

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前回までは、お肌の仕組み。表皮と真皮についてお話してまいりました。
表皮は、肌の生まれかわり(ターンオーバー)や潤いを保ち、肌を保護(バリア機能)する部分。真皮は、肌のハリや弾力を保つ部分でしたよね♪

そして、実はもう一つ肌にとって重要な働きをする場所があります。それが、基底層(きていそう)なんです。

表皮の一番下にあり、基底層の下にある基底膜表皮と真皮をつなぎとめる部分
0.1ミクロンの薄い膜ですが、とても重要な働きをしています。

肌の鍵となる部分。基底層とは!?

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■細胞を生み出している生産工場

細胞は、この基底層から生み出されています。
毛細血管から酸素や栄養が供給され、2週間に一回細胞が生み出されています。
いわば、ターンオーバーのスタート地点です。生み出された細胞は、細胞分裂を繰り返し上へ押し上げられ
最後は、角質(垢)となって剥がれ落ちます。

■メラニンを生成
シミの元となるメラノサイト(色素細胞)も、基底層に存在します。
メラノサイトは、紫外線が真皮に入らないようにくいとめる働きをしています。
真皮を守るために、メラニンを作りカーテンようにブロックしているのです。

しかし、年齢と共に基底膜が衰え、この働きも弱くなります。
そうすると、メラニンが真皮に落ちてしまい、それがシミとなり肌に残ってしまうのです。
年齢と共に、シミが肌に残るのはそのためです。

このように、基底層は肌にとって鍵となる重要な部分!
基底層の働きにとって、重要なのは“血液”です。
血液から栄養や酸素を受け取り、細胞が生まれているのですから。

そのためも、お肌を温めたりマッサージなどで血行促進することは、基底層を活性させる事に繋がります。
また、紫外線対策や正しいスキンケア、規則正しい生活やバランスの取れた食事も大切です♪
私たちが普段口にしているものが、血液となりお肌を作っているのですから^^

☆彡ティナロに関わる全ての人が、いつまでも健康で美しく笑顔でありますように・・・☆彡
そんな願いを込めて書いています。

ティナロ化粧品代表・美容家齊藤あき