表皮は、肌の生まれ変わり「ターンオーバー」が行われている大切な部分です。
そして、もう一つ重要な「バリア機能」と呼ばれる働きがあります。本日は、肌のバリア機能についてご紹介したいと思います。
そもそも、バリア機能って!?
海水に入っても塩分が身体にしみ込むことはないですよね?これは、肌に“バリア機能”が働いているため。
バリア機能は、読んで字のごとく“お肌を防御している機能”のことです。
外的刺激から肌を守ったり体内の水分蒸散を防ぐ働きをしています。
健康な肌は、このバリア機能が正常に働いています。
バリア機能の働きを担う角質層
このバリア機能の働きを担っているのが、肌の表面にあるわずか0.02mmの「角層」と呼ばれる部分。
この部分は、死んだ細胞(角質細胞)がレンガのように積み重なっております。
約20層に積み重なった細胞の間には、セラミドなどの“角質細胞間脂質”が存在しており、細胞同士をつなぎとめています。
まさに細胞同士をつなぎとめるセメントのような働きをしているのです!
このように細胞同士をぴったり密着させる構造により異物が肌に入るのを防いだり水分の蒸散を防いでいるのです。
しかし、加齢によりセラミドなどの保湿物質を作りだす機能が低下すると、
肌の潤いを保つ力が低下し、肌内部の水分が蒸散しやすくなります。
これが、“乾燥肌”です。
レンガ状に重なった細胞同士もぐらつきやすくなり、角質が剥がれやすくなったりします。
乾燥が進むと、粉を吹いたような肌になるのはこのためです。乾燥すると、バリア機能が低下するため外からの刺激を受けやすくなります。かゆみやヒリヒリしたり、肌は敏感な状態になります。
健康な肌を育むには、肌のバリア機能が正常に働いていること!
そして、肌のバリア機能を正常に保つにはセラミドなどの保湿物質がきちんと働いている事が大切なのです。
肌のバリア機能を高める保湿成分
バリア機能を高めるために、化粧品で肌に補って頂きたいのがセラミドなどの保湿物質です。
真秘水(トゥルーローション)は、セラミドや細胞間脂質のNMF(アミノ酸)、プロテオグリカンなど肌が本来もっている保湿成分にこだわっております。
保水力のある肌を作ることが、肌のバリア機能を高める秘訣なのです。
来週は、肌の弾力を保つ機能についてお話したと思います♪
☆彡ティナロに関わる全ての人が、いつまでも健康で美しく幸せでありますように・・・☆彡
そんな願いを込めて書いています。
ティナロ化粧品代表・美容家齊藤あき