美しい肌を育むには、まずは“自分の肌の仕組みを知る”ことが大切です。
美しい花を咲かせるには、その花の性質を知らないと綺麗に咲かせる事はできません。お肌も同様です。
お肌の仕組みを知っておくと、化粧品が肌のどの部分に、どう効いていくのか・・・働きがわかってきますよ。
そこで、本日は、見た目の美しさに関係する「肌のキメ」についてお話したいと思います。
肌のキメが整うってどういう状態のこと!?
皆様、手の甲をよく見てみてください。
網目模様のような凹凸が見えると思います。
わかりずらい方は、セロハンテープを15秒ほど貼ってゆっくりはがしてみてください。
三角形や四角形の網目模様が見えるはずです。
この網目模様の溝の部分が(皮溝)、三角形などの模様部分が(皮丘)と呼ばれます。
キメが整っている肌とは、この網目模様がくっきりと規則正しく整っている状態の事を言います。
模様が細かいほどキメが整っている状態です。
キメが整うと、沢山のキメに光が反射して光を拡散します。
そのため肌がキラキラ輝いて見えて透明感が生まれます☆
また水分量も豊富で弾力性があり、毛穴も目立ちにくくなりファンデーションのノリもよくなります。
まさに、絹のようなすべすべ肌の事を言います。
キメが乱れた状態とは!?
キメがはっきり見えない方、皮溝が一方向になっている方は、肌のキメが乱れている証拠です。
皮溝と皮丘のバランスが乱れ、網目模様が失われると肌表面がザラッとしてキメが粗くなります。
キメが粗い肌は、光の拡散も悪くなりくすんで見えるようになります。
また、水分量も少なく弾力もなくなり毛穴が目立つようになります。
化粧ノリも悪くなります。
まさに、麻のようなザラザラ肌の事をいいます。
では、肌のキメが乱れる原因は何なのでしょうか?
実は、「乾燥」が大きく関係しています!
次回は、肌のキメと乾燥についてお話したいと思います。
☆彡ティナロに関わる全ての人が、いつまでも健康で美しく幸せでありますように・・・☆彡
そんな願いを込めて書いています。
ティナロ化粧品代表・美容家齊藤あき